カビアレルギー


カビアレルギー


カビは日本の高温多湿の気候がその繁殖に適していることから、ぜんそくやアレルギー性鼻炎の原因の一つと考えられています。アレルゲンはカビの胞子で、空中に浮遊するため、吸い込むことによって体内に侵入し、多湿期に増加するため梅雨のあとの9〜11月に増加します。花粉とは違い地域的な分布の差はありません。カビはダニが繁殖しやすい条件とほぼ一致しています。

気密性が高く冬でも暖房で暖かい現代の住宅は、カビにとって繁殖しやすい環境と言っていいでしょう。そのためマンションなどのコンクリート住宅は冬になると窓やサッシに結露が付きますが、それらを放置しておくとカビが生えてきます。



■ カビ対策
繁殖を防ぐ有効な方法は常に換気に気をつけることです。
特に浴室・トイレ・台所などは忘れがちなので注意が必要。
バスタオルや足ふきマット・トイレのタオルなどはこまめに洗濯。