アレルギー反応とは、たいてい白血球が過剰反応し、このアレルギー反応自体が病気になると言われています。
たとえばあなたは、血流中に何か微小な粒子(アレルゲン)が紛れ込んで、感染症やカゼや喉の痛みに苦しんだことがあるかもしれません。こうした微粒子は、これまで常に感染症が起こる前に、リンパ腺とマクロファージ(感染症からからだを守る特殊な細胞)で処理されていたはずです、そのおかげで異物や微粒子は、からだから簡単に洗い流されてきました。
しかし、免疫細胞がバクテリアや、さまざまなウィルスを忙しく攻撃しているときには、無害や微粒子を別のタイプの異物判断することがあり、それらに目標をつけるようになります。そんな時のあなたのからだは、五日前後で、チェックをつけたすべての微粒子を攻撃するための新しい特殊な細胞(抗原)を作り出します。
そうなると、からだがその無害な微粒子があると感じるたびに、抗原が一丸となって、微粒子の攻撃を開始します。そして、免疫細胞がアレルゲンを攻撃する場所では、ヒスタミンが放出され、そのヒスタミンがアレルギーに結びつき炎症、充血、粘膜などを引き起こします。 |
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