じんましん


じんましん

じんましんは、ある程度の人たちが体験している皮膚のトラブルと言えるでしょう。それまでなんともなかったのに突然強い痒みをともなった発疹があらわれるものです。発疹の大きさは、小さなものから大きいものまでさまざまで、円形、線状など形の赤い盛り上がりが起こります。普通は数時間で発疹は消えますが、中には一日中続くものもあります。また、血管性浮腫という、赤くならず、痒みも無く、皮膚が膨らんだような状態になるものもあります。

じんましんのアレルゲンは多種多様で、食べ物の多くが原因としてあげられます。魚介類では、サバ・イワシ・サンマ・などの青物や、エビ・カニなどの甲殻類、肉類、牛乳・卵・そば・小麦・ピーナッツ・大豆・チョコレート・など色々な食品がアレルゲンとなります。また、食品以外でもペニシリン・サルファ剤・アスピリンなどの抗生物質、薬物、ホコリ・カビ・ダニ・などによっても起こることがあります。

ただし、原因がはっきりとわかるものは稀で、ほとんどの場合、なにがアレルゲンなのかよくわからないのが現状です。じんましんと言うと、たいした症状ではないように思えますが、気道に起こると呼吸困難に陥ってしまう事もあるので注意が必要です。

じんましんの対処法
蕁麻疹の原因・誘因が明らかであれば、それらを回避し、アレルゲンとなる食物、薬剤、吸入・接触抗原や物理刺激を取り除くようにする。
精神的・肉体的ストレス、疲労、睡眠不足などは自律神経の失調を招き増悪するので、ストレスには注意が必要です。