■熱を出しても大丈夫 |
赤ん坊は、生後6ヶ月は母親から抵抗力(IgG抗体)を授かっており、あまり風邪をひかないことはご存知でしょうか?しかし、6ヶ月を過ぎると、抵抗力が切れてしまいます。その後は自分ですべての病原体にかかって抵抗力をつくって行くしかありません。 つまり、風邪をひかせないようにとか、ひかせてしまったとか考えることは、無駄な事になってきます。一生のうちで、もっとも抵抗力をもらえる大事な時期は、生後半年から6歳までの間です。 ですので、小学校にはいるまでに、風邪を引けばひくほど丈夫になり、その後はあまり風邪を引かなくなるわけです。母親が心配するのは風邪をひいたことではなく、こじれないように看病することです。風邪をひくことでどのように抵抗力が身に付くかというと、熱を出して作り出します。 |